男子京都部

京都大愛好家一年生に向けた京都”駆け巡り”指南ブログ 

出逢えど別れる

〜旅の記録〜      其の1

18切符で1泊2日の一人旅

日時:2019.3.26~27

目的:潮岬、尾鷲市須賀利町

 

個人的最適ルート18切符ver.


f:id:puchimikan:20190327211305j:image    
f:id:puchimikan:20190327211313j:image
f:id:puchimikan:20190327211343j:image
f:id:puchimikan:20190327211347j:image
f:id:puchimikan:20190327211353j:image

今回の目的は本州最南端である潮岬と、陸の孤島須賀利町だ。18切符でレッツラゴー。

 

潮岬展望台からの景色。

とにかく風が強くて吹き飛ばされそうだった。広く見渡せる良い場所。
f:id:puchimikan:20190327212013j:image
f:id:puchimikan:20190327212049j:image

 

潮岬観光タワーにてお昼ご飯。

種類も豊富で海鮮丼が食べれてお腹もいっぱいになる上、高校生でもまだ払える値段。
これは確か1000円ちょっと。
f:id:puchimikan:20190327212111j:image

これ1階のお土産屋さんに売ってたんだけどほっぺたが落ちるくらい美味。是非。
f:id:puchimikan:20190327213305j:image

 

観光タワーの前にある見晴台より

原っぱを1人全力で駆け抜ける奇人になりました。関係ねぇ、気持ち良い!!

展望台からの景色よりここからの景色の方が綺麗だった。
f:id:puchimikan:20190327211901j:image
f:id:puchimikan:20190327212439j:image

 

串本駅のホームが素敵。寂れ具合がエモ。
f:id:puchimikan:20190327212409j:image
f:id:puchimikan:20190327212531j:image

串本駅から新宮駅へ向かう途中の車窓。

海を見てはトンネルに入り、トンネルを出ては海を見て。鉄道旅の良さを知れました。

気温も相まり、気持ちよすぎて景色を見てたらいつの間にか寝てしまいました。

この線は本当にオススメです。

 

https://youtu.be/LBgDNE7gB2o

 

 

 

尾鷲の宿に到着。イワナの宿という、イワナ料理を出してくれるお宿。主人が親切な方で、この日当日に電話して予約したのにも関わらず忙しい中送迎車を出してくれました。感謝。

周りが山に囲まれていて雄大
f:id:puchimikan:20190327212614j:image
f:id:puchimikan:20190327212635j:image
f:id:puchimikan:20190327230951j:image

アットホームな雰囲気の食堂。
f:id:puchimikan:20190327212643j:image

イワナの塩焼き美味すぎか〜〜〜〜。

ご飯おかわり自由ってことで4杯も食べてしまった。1番スタンダードなメニューだったけど、胃袋も舌も大満足。
f:id:puchimikan:20190327212730j:image
店主が500円まけてくれました。

「また来てね」

「来ます。ご飯、美味しかったです。」

会話は少なかったけどなんか暖かかった。

表情の変化が少ないのに言葉や仕草から見える情報量が大きい、魅力的な店主でした。

 

 

翌朝、鶯の鳴き声で目覚めるというなんとも風流な起き方を経験しました。

 帰りは宿から尾鷲駅まで散歩っ


f:id:puchimikan:20190327212749j:image
f:id:puchimikan:20190327212816j:image

桜が綺麗。

f:id:puchimikan:20190327212832j:image
f:id:puchimikan:20190327212856j:image

 

須賀利町着。

ここで一つ、ドラマがあった。

 

昔は船でしか行けない場所にあり今は山の細い一本道を通っていくしか方法がなく、そうそう観光客の訪れないこの村。一日の観光客のバス利用者はほぼ0と事前知識であったから、観光客などおらんだろと思って向かったんです

 

なのになんと

 

大人しそうな観光客らしきお姉さんが一人バスに乗ってる!

 

バスにずっと乗ってるなぁ綺麗な方だなぁ同じ方向なのかなぁまさかなぁもし一緒なら二人でまわれたりしないかなぁいやそんな小説風な出会いがあるわけないよなぁ、って思ってたら、ね。

 

そのまさかでした。

f:id:puchimikan:20190327212933j:image

二人でのんびり村をまわって時間を共にしました。

 

お姉さん「時間が止まってるみたいですね....」

僕「そうですねぇ...」

 

みたいな、ため息とともに零れるかのような会話を交わしながら澄んだ村の空気を味わいました。

 

沈黙に気まずさを感じない相手とは波長が合う気がします。何も話さず海を見る時間が長かったのに全く気にならなかった。お互い一人旅をするような性格だからなー。一緒にいてとても居心地が良かったです。


f:id:puchimikan:20190327213032j:imagef:id:puchimikan:20190327213040j:image

海水の透明度高すぎた....。f:id:puchimikan:20190327213218j:image

相賀駅で帰りの電車を待つ予定でしたが、時間もあるしということでお姉さんと一緒に尾鷲駅付近をぶらぶら街散歩。

 

でかい、樹齢1000年の巨木。

f:id:puchimikan:20190327213231j:image

 

お姉さんとは尾鷲駅でバイバイ。

 

 

 

旅は一期一会、連絡先の交換などしてはさよならの寂しさがなくなる

いい出会いほど、寂しさと名残惜しさを抱えて別れるんだ